COLUMNコラム
地方移住ブームから考える!地方でお家を建てるメリットやデメリットを徹底分析!
- 土地
- 家づくり
- マイホーム
- 新築
- 地方移住
- 住宅
- コラム
最近、都会に住んでいた人が、地方にマイホームを建てて移住する、なんて方が増えているのを知っていますか?
新築を考える時に、今住んでいる周辺や、ご自身やパートナーの実家がある近くを検討するのが一般的かもしれません。でも、この〝地方移住〟は、昔から憧れのライフスタイルの1つとして考えられてきたのも事実!
そして、ここ最近、更に熱を帯びて〝地方移住ブーム〟として注目を集めています。これは、ネットやリモートワークの普及、そして、このコロナ禍による「新しい生活様式」が、地方移住に拍車をかけているようです!
そこで今回は、地方移住をご検討中の方に知ってほしい情報を集めてみました!地方に新築を建てるメリットや意外なデメリット。また、地方移住を成功させるヒミツも一緒にご紹介しますね!
|今、地方移住に関心が高まっている
日本全国に住んでいる20代〜60代男女にアンケートを取ったところ、全体の3割の人が地方移住に関心があるそうです。特に、このコロナ禍で高まったという人は、その内の3割にも上るそう!
確かに、人が多い都会よりも、比較的人口が少ない地方に安心感があるのはわかりますね…。
「地方移住」というと、定年退職した人がセカンドライフを田舎でスタートさせる!というイメージもありますが、最近は比較的若い人が検討するケースが増えているんです!
※引用元:【最新移住事情 2021】全国で徹底調査!実態から導く「移住が成功する条件」〜地方移住への関心が高まる若者・単身者〜
上の表を見ると、年代が若いほど、地方移住への関心が高くなっているのがわかると思います!意外ですよね…。特に、20代や30代など、ちょうど家づくりを考え始める年代の方が多いようです!他にも…
・充実したセカンドライフのため!
・自然豊かな場所で生活したい!
・ずっと田舎暮らしに憧れていた!
といった、色々な理由での地方移住が増えているんです。
|地方でお家を建てるメリットとは?
次に、具体的な地方移住のメリットを見ていきましょう。
人それぞれ目的が異なるので一概に言えませんが、都会にはない素敵なメリットがあるみたいです…。
・土地の価格が安い
一番大きいメリットは、やはり「土地の価格が安い」、これではないでしょうか!都会と地方都市の土地の相場を比べてみると、
・東京都世田谷区の土地価格相場…
240.8万円/坪
・新潟市中央区の土地価格相場…
36.9万円/坪
※参照元:全国の土地価格相場情報
なんと、6倍以上の開きがあるんです!安いとは思っていましたが、これは驚きですよね…。お家を建てると、固定資産税がかかってしまいますが、それも低く抑えることができそうですね!
これだけ土地の価格が安いとその分、家自体にお金をかけることができ、都会では難しい「広くて大きな家」を建てられる他、自分好みのデザインにこだわることもできますね!その他、お庭にも力を入れてガーデニングをしてみたり、休日はDIYを満喫したりと、スタイルに合ったお家づくりができそうですね!
また、地方移住して〝就業〟や〝起業〟をすると、「移住支援金」や「起業支援金」が支給される場合も…。地域によってその金額や条件は異なるので、ご希望の地域の「支援金」のチェックは必須になります。
更に!2021年度からは、「東京の仕事をテレワークで続けながらでもOK!」とのことなので、利用するのもおススメですね!
・自然豊かな場所で生活できる
地方と言えば、都会と違って自然が多く、のびのび暮らせるイメージがありますが、それも大きなメリットですね!最近、「子どもは自然環境の良い場所で育てたい!」と地方移住を検討するケースも多くなっているそうです!
ちなみに…「子どもの自然体験が足りない」と思っている人は全体の65%以上、「地方移住や転職を考えるきっかけが子育てだった!」という割合も、全体の30%近くもいるそうです!
※参照元:子育て世代の移住定住施策として効果が高いのは 「自然体験」を重視した保育・教育
人口が少ない分、保育園の待機児童の心配がなく、希望の場所にすんなり入園できるのも利点!また、地方都市は、少子化の影響により「子育て支援」に力を入れている地域もあります。例えば、
・栃木県芳賀郡益子町…
毎年18歳までの子ども1人あたり1万円の子育て応援手当を支給
・奈良県吉野郡川上村…
子どもの習い事(芸術・文化・スポーツ・学力補充)に対して、1種目の年間受講料等の1/3(上限2万円)1人3種目までを助成
なんて、支援もあるそうです。これはとても助かりますね!
参照元:地方で子育てしたい!メリットとデメリットをご紹介
他にも、地方は土地や家賃の価格が安い分、子どもの教育費や娯楽に費用を回せる、なんて利点もあります!実際、自然豊かなところを利用して、休日に近くの山へキャンプに行ったり、夏は海で泳いだりなんて楽しみ方が手軽にできるのも、素敵なメリットですね!
|見落としがちなデメリットとは?
ここまで、地方でお家を建てる時のメリットをご紹介しましたが、やっぱり気になるのがデメリットですよね…。「交通の便が悪い」「近くに大型のショッピングモールやスーパーがない」という利便性は、都会に比べて見劣りするのは当たり前。実はそれ以外にも、お家を建てた後に気付くようなデメリットもあるので、ご紹介しましょう!
・地域の気候
「自然豊かで過ごしやすい!」と思われがちな地方都市ですが、日照時間や気温の高低差、湿度など日本独自の地域性のある気候が、デメリットに感じられる場合もあります。
日本海側:
曇りや雨の日が多く、日照時間が短い。洗濯物が部屋干しになってしまう率が高くなる。冬は大雪になる地域があり、屋根に積もった雪の重みでお家に大きな負担がかかることも!
内陸部:
長野県や群馬県など、夏暑く冬が寒いなど気温の高低差が激しい地域がある。湿度も高いため、湿度管理が必須に。最近では水害に見舞われることもあり、強度の高い家づくりが必要です。
自然が豊かだからこそのデメリットが多いですね!意外と地方都市の方が住環境は大切になってくるようです…。
・地盤、土地の質
他にも、いくら「価格が安いから」と言って、目についた土地にすぐ飛びつくのもNGです!気に入ったとはいえ、その場所の地盤の調査は大切です。例えば、新潟県は昭和30年代に、水溶性天然ガスの採取で大量の地下水がくみ上げられ、地盤沈下を引き起こしたというケースもあります。
地盤だけでなく、地震や水害、特に台風のニュースは毎年騒がれていますが、こういった〝天災〟に関してはしっかりと調査が必要なようですね!
・ハウスメーカー選びの難しさ
地方への移住を考えた時、大抵の場合は地方のハウスメーカーに家づくりをお願いするのではないでしょうか?そんな時困るのが、ハウスメーカー選びとお家づくりの細かな打ち合わせですよね…。
地方には多くの工務店・地方のハウスメーカーがあります。デザイン設計事務所も入れたら、ホントに多くて驚くほど…。その中で自分に合ったハウスメーカーを選ぶのは、とても大変な作業です!更に都会から地方へ小まめに足を運ぶのは重労働…。
ネットを利用したWEBミーティングの可否も含めて、事前にリサーチが必要になりそうですね!
|地方の家づくりで失敗しない方法
さて、メリット・デメリットを見てきましたが、それではどうしたら「失敗しない地方移住」ができるのでしょうか?
家づくりは〝失敗できないお買い物〟であることは間違いないですが、そこに「地方移住」という要素も加われば、それはもう絶対に失敗はしたくないですよね!そんな失敗を起こさないために対策法をいくつかまとめてみました。
■目的に合ったハウスメーカー選び!
先程も少し触れたハウスメーカー選び。何と言ってもここが重要だと思います。なかでも目的に合ったハウスメーカー選びは、家づくりを行うプロセスにも大きく影響してきます。ご自身が「どんな家を建てたいのか?」そして、「どんな生活を送りたいのか?」をしっかりと考え、それに合ったハウスメーカーを選びましょう!
①子ども/家族…
・家族数に合わせた間取りや収納を提案できるハウスメーカー
・子どもの成長に合わせた間取り設計のできるハウスメーカー
・耐久面はもちろん、クリーンな住環境を提供できるハウスメーカー
・通勤、通学など利便性を考えた土地紹介ができるハウスメーカー
※特に、不動産にも強いハウスメーカーが良いです!
土地探し・家づくりを一緒に進行することができますよ!
②セカンドライフ…
・手すり、バリアフリーを提供できるハウスメーカー
・空調、住環境が充実したハウスメーカー
・耐震、耐久など安全面に優れたハウスメーカー
・平屋住宅、二世帯住宅などのプラン豊富なハウスメーカー
※おしゃれ過ぎるお家は、階段の段差が急だったりします。
機能性を考えて、長く安全に暮らせることを優先しましょう!
③独立/開業の為…
・ワークスペースのある住宅を提供できるハウスメーカー
・自由度があり要望を叶えられるハウスメーカー
・土地探しに強いハウスメーカー
・初期コストを抑えて経済的なハウスメーカー
※何と言っても、コスト面を抑えたいのが本音ではないでしょうか?!
総合的に考えて優先順位を決めて選びましょう!
■実物大のモデルハウスで見学ができるハウスメーカー
上記に述べた、目的に合ったハウスメーカーは、ネットやSNSを活用し探すことは、そう難しい事ではありません。ただし、それはあくまでも画像などのイメージの中の話…。
地方移住は、今お住まいの都会から遠く離れた土地で暮らしをイチから作り直すこと。手間もかかれば労力も数倍かかります。何より、「直接訪問する」という当たり前の行動が制限されてしまいます。
だからこそ、実物大のモデルハウスや完成見学会などを行っているハウスメーカーを選び、よりリアルなイメージをもとにしたお家づくりを心がけてください。
最近ではネットを使った「WEB相談」や「WEB見学」を行っているハウスメーカーも多いので、精力的に活用しましょう!
■地元の気候風土を熟知した担当さんがいるハウスメーカー
実は、一番のおススメがこちら!
「地元出身の担当さんがいるハウスメーカー」です!
実は意外と少ないんです…!
ご希望の土地に生まれ育った、生粋の地元民が担当になってくれたら、ならではのご当地情報を聞きながら、しっかりとしたアドバイスをもらうことができます!
その土地で暮らすアドバイスはもちろん、こまかな気配りのできる担当さんがいるハウスメーカーを選ぶともっと安心です!
もちろん、地元民でなきゃいけない!ってことではないですが、不安の多い地方移住では、少しでも悩みを軽減しストレスのない家づくりをしたいですよね。
|まとめ
最近ブームの地方移住、たくさんのメリットがありますが、反対に見落としがちなデメリットもあるようですね!事前のリサーチをしっかりすれば、そこまで心配することもなさそうですが回避できる問題点は早めに解決しておきましょう!そして、夢を叶えてくれる素敵な担当さんとの出会いを応援しております!
・・・・
パパまるハウスなら、移住したい都市ランキングTOP30!8位の新潟県に本社がある企業です。
ランキングの上位に入っている長野県や静岡県など、東日本を中心に広いエリアに支店があります!雪国新潟の過酷な環境に対応する家づくりを長年行っているので、その地域の住環境にあった家づくりを地元のスタッフが完全にサポートしながらご提案できます!遠方に住んでいる方には嬉しい、ネットを使ったオンライン相談も可能!
地方移住をお考えなら、一度お気軽にご相談を!また、パパまるハウスの建築事例紹介もぜひご覧ください!
■パパまるが叶えた、地方移住の建築事例はコチラ!
・別荘感覚!セカンドライフを楽しむ平屋 長野県北佐久郡・M様邸
10年越しの夢を叶えるために土地探しから始めたM様。現在東京にお住まいの
ご夫婦は、自然豊かな長野に理想のセカンドライフを見つけました。
■気軽にオンライン相談はコチラ!
・オンライン予約ページ
おうちにいながら、スマホやパソコンを使って家づくりをご相談いただけます。
短時間から気軽に担当スタッフと打ち合わせ可能です。