COLUMNコラム
災害に備える家づくり!防災対策とおすすめ設備を徹底解説
令和6年元日に発生した能登半島地震。新年を迎えて早々の衝撃的な震災を忘れることはありません。
日本は地震だけでなく、台風・豪雨・豪雪・洪水など、自然災害が多い国。
家づくりをする際には、さまざまな災害を想定した防災対策を取り入れる必要があります。
災害時にも役立つ装備が充実しているパパまるハウス。
今回は、家づくりのポイントや防災設備について徹底解説!これから家を建てる方にぜひ知ってほしい情報を、分かりやすくまとめます!
目次
自然災害に負けない!安心な家づくりのための4つのポイント
災害に強いお家とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
知識を身につけることは、災害へ備える第一歩です。防災を意識した家づくりを進めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
●土地
自然災害に強い家づくりには、土地選びがとても重要です。
大雨による浸水や土砂災害、地震による津波などのリスクを確認するには、市町村が発行している「ハザードマップ(災害の危険区域や避難場所を示した地図)」を活用しましょう。
土地そのものの安全性を確認するには、地盤の強度も重要なチェックポイントです。
「地盤」とは、お家の基礎を支える地面のこと。自治体のHPで、地盤の強度に関する情報を公開している場合があります。
また、過去の自然災害による被害状況や、土地の使われ方の変遷を調べることも有効です。
地盤が弱い土地でも、地盤改良工事や適切な基礎工事を行えば強度を高めることができます。
地盤に不安がある場合は、ハウスメーカーとよく相談しながら家づくりを進めましょう。
●構造
災害に強い家を実現するためには、耐震等級について理解することも重要です。
「耐震等級」とは、建物の耐震性を表す指標で、3つの等級に分類されます。数字が大きいほど耐震性が高いと評価され、具体的には以下のように定義されています。
・耐震等級1:建築基準法で定められた基準を満たす水準。
・耐震等級2:避難所として指定される施設に求められる水準。
・耐震等級3:警察署や消防署などで求められる水準。
等級が高くなるほど申請費用や施工費用も増加します。予算や間取りを考慮して慎重に検討しましょう。
●建材
デザインや色、メンテナンスの手軽さを重視して、つい選んでしまいがちな外壁や屋根。
しかし、災害に備えるためには、建材選びも重要なポイントです。
特に、耐水性や耐久性に優れ、台風・豪雨・地震などの自然災害に強い素材を選ぶことがお家を守るために欠かせません。
外からのダメージが蓄積する外壁や屋根だからこそ、長期的に安心できる素材を選びましょう。
●間取り
近年人気の平屋は、台風や地震に強いということをご存知でしょうか?
重心が低く、強風や揺れの影響を受けにくいというメリットがあります。
そして、非常時スムーズに脱出できる動線を考慮して間取りを選ぶことも、災害への備えとして重要だと言えます。
もちろん、日常的な心構えも欠かせません。
とはいえ、「災害時に慌てないように、枕元に非常用バッグと靴を用意…」という気持ちはあっても、実行に移すのはなかなか難しいですよね?
玄関近くに備蓄品を置くスペースを確保したり、障害物をなるべく置かないよう心掛けることも立派な防災対策です。
家族みんなで協力して、いつ発生するかわからない災害に備えましょう。
災害時に役立つ!取り入れたい防災設備7選
前項では、災害に強いお家のポイントをご紹介しましたが、土地選びや構造等だけで満足してはいけません。
住宅に取り入れると安心な防災設備もいくつかピックアップしたので、詳しく見ていきましょう!
●雨水タンク
雨水をためておける雨水タンク。災害時にはトイレなどの生活雑排水として役立ちます。
普段はガーデニングや洗車などに使用でき、節水効果もあるため、環境にも家計にも優しいアイテムです。
自治体によっては補助金が利用できることもあるため、設置前に調べておくことをおすすめします。
●感震ブレーカー
地震にともなう火災の多くは、電気が原因だと言われています。
感震ブレーカーは揺れを感知すると自動的に電気の供給を遮断し、電気火災を防いでくれる装置です。
震災時の混乱の中でも、センサーが作動して二次災害を防げるのは心強いですね。
●防災ガラス(合わせガラス)
災害時、ガラスが割れたり破損することはできるだけ防ぎたいですよね!
割れにくく、万が一割れても飛散防止効果のある防災ガラスは、安全性にも優れています。
割れたガラスを踏んでケガをするリスクもあるため、ぜひ取り入れたいアイテムです。
●シャッター
防犯対策として人気のシャッターは、飛散物防止や火災対策にも効果を発揮します。
リモコンで操作できるタイプもあり、気軽に開け閉めできる点が魅力で、設置する家庭が増えています。
●太陽光発電システム
省エネ住宅への注目が高まる中、お家を建てるとなれば、太陽光発電システムを搭載するか迷う方も多いのではないでしょうか。
電気代を大幅に削減できるだけでなく、停電などの非常時にも太陽光さえあれば発電可能で心強い存在です。さらに、蓄電機能が備わっていれば、いざという時にも安心です。
●エコキュート
家庭用ヒートポンプ給湯器「エコキュート」は、貯湯タンクにお湯を貯めているため、停電時でも水やお湯を利用できます。断水時には、シャワーや蛇口から直接使うことは難しいものの、「非常用取水栓」から湯水を取り出すことが可能です。
災害対策としても役立つ給湯器だと言えるでしょう。
●防災用品収納スペース
飲料水、食料、衛生用品、防寒具…防災グッズを準備するうえで悩ましいのが保管場所。避難時に持ち出しやすい玄関に保管している方も多いようです。
玄関近くに土間収納を設ければ、防災グッズの保管にぴったり。
備蓄用スペースに十分な広さを確保しつつ、ドアの開閉方法などにも配慮して間取りを検討してみてはいかがでしょうか。
「もしも」に備える!パパまるハウスの安全性能
ここまで、防災を意識した家づくりの基礎知識や取り入れたい防災設備を解説してきました。
パパまるハウスのお家も防災に役立つ装備が充実しているので、いくつかご紹介します!
●耐力面材(EXハイパーボード)
耐力面材は、土台・柱・梁を強化するために使用される部材です。建物にかかる力を壁全体に分散させる役割があります。
EXハイパーボードは、一般的な構造用合板に比べて構造耐力が高く、優れた性能が実証されています。
●耐震性
パパまるハウスでは、木造軸組工法と2×4工法のメリットを組み合わせたハイブリッド。地震や台風などの自然災害に強い耐震性を実現しています。
●耐震金物
日本の風土・気候に応じた耐震金物を使用しています。さらに、構造材を工場で均一に加工することで、品質性の向上も図っています。
この取り組みにより、大規模地震にも耐えられる安心な住まいを築きます。
●剛床工法
地震などの大きな力で建物がねじれて崩れるのを防ぐため、パパまるハウスでは、24mmの構造用合板を梁に直接取り付けて床面の揺れを抑えます。
家全体の強さをバランスよく配置するため、1棟ごとに計算を行い、安全で地震に強い家を設計しています。
●耐火性
火に強く燃えにくい、優れた耐火性を持つ建材を使用しています。その耐火性は、バーナーを3分間当てても炎が出ず、火が貫通しないほどです!
万が一の火災発生時には、柱や梁を炎から守り、安全に避難できる時間を確保します。また、風による近隣からのもらい火でも燃え移る可能性が低くなります。
●制震システム TRCダンパー ※アップグレードアイテム
すでに備わっている耐震機能に加え、「制震機能」を強化することができるTRCダンパー。
揺れを低減し、建物の損傷や家具の転倒・飛散も防ぐことで、被害をさらに軽減。繰り返し起こる大きな地震にも強い建物が実現します。
災害に強いお家も、パパまるハウスをご検討ください!
今回は、災害に強い家づくりのポイントや、パパまるハウスの装備について詳しくご紹介しました。
いつどんな形で起こるか分からない災害。
大切な家族を守るために、お家の防災について専門的な知識や技術も欠かせません。
パパまるハウスでは、土地探しから地盤の強度や災害リスクの確認まで、家づくりのすべてをサポートします。
災害に強い家づくりに興味がある方は、ぜひ一度パパまるハウスのお家もご覧ください。
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