COLUMNコラム
今注目の『デコ活』とは?環境に優しく、健康で快適な家づくりをご紹介

『デコ活』という言葉を聞いたことがありますか?
デコ活とは、二酸化炭素を減らす脱炭素(Decarbonization)と環境に良いエコ(Eco)を含む「デコ」と、活動・生活を意味する「活」を組み合わせた新しい言葉です。
このデコ活は、環境省が提唱する取り組みで、国民や消費者の行動変容やライフスタイルの変革を後押しすることを目的としています。
そして実は、これからの家づくりにも大きく関わる重要なテーマとなっているのです。
今回は、デコ活の概要をわかりやすく解説しながら、家づくりに取り入れるためのポイントもご紹介します!
目次
デコ活で実現する、環境に優しい豊かな暮らし
『デコ活』は、2050年までのカーボンニュートラル実現と、2030年度までの温室効果ガス削減目標の達成に向けて、環境省が2022年10月に発足した国民運動です。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量を再生可能エネルギーの活用などによって実質ゼロにする考え方。
日本は、2030年度までに“住宅での温室効果ガスを2013年比で66%削減する”という目標を掲げており、家庭や暮らしの分野でも大幅な削減が求められています。
しかし、「何をすればよいか分からない」といった声も多く、個々の行動にはなかなか結びついていないのが現状です。
そこで、自分らしく快適・健康的でありながら、環境負荷も減らしていく「新しい豊かな暮らし」 を提案する。それが『デコ活』の全体像です。
具体的に取り組む事例として「デコ活アクション」を定めており、まずは以下の4つが推奨されています。
デ:電気も省エネ 断熱住宅
コ:こだわる楽しさ エコグッズ
カ:感謝の心 食べ残しゼロ
ツ:つながるオフィス テレワーク
上記事例含め、3分野13種類ある「デコ活アクション」。具体的にどんな内容なのか、一部をご紹介します。
●サステナブルファッション
良い服を長く大切に使い、節約&環境保護!
また、着なくなった服をリサイクルボックスに持ち込めば、ポイント還元を受けられることも。
●公共交通・自転車・徒歩で移動
移動手段を車から公共交通機関や自転車、徒歩にシフト。CO₂削減だけでなく、ガソリン代の節約や健康増進にもつながります。
●食品ロス削減
計画的な買い物や冷凍保存の活用で、無駄なく食材を使い切る習慣を。日々の食費を抑える効果もあります。
●つながるオフィステレワーク
毎日のテレワークで通勤時間を削減し、ガソリン代を節約。家族との時間や趣味の時間を増やせるほか、地方移住や育児・介護との両立など、新しい働き方の実現にもつながります。
…社会全体だけでなく、個人でも意識して取り組めることがたくさんありそうですね!
未来のために今できること。暮らしに取り入れるポイントと家づくりのヒント
前項では、『デコ活』の概要について説明しました。本項では、デコ活が家づくりに与える影響についてご紹介します。
「デコ活アクション」3分野13種類のうち、住宅・住まいに関するものは6種類もあります。
では、どのような家づくりを意識すればいいのでしょうか?暮らしの中で取り入れやすいポイントと併せて見ていきましょう。
①電気も省エネ 断熱住宅
窓や壁に熱を伝えにくい素材を採用した「断熱住宅」にすることで、夏はすずしく冬はあたたかい快適な室内環境を実現します。
冷暖房の使用を抑えられるため、CO₂排出量や光熱費を削減できるのも大きなメリット。
さらに、部屋間の温度差が少なくなることで、ヒートショックの予防にもつながります。
➁こだわる楽しさ エコグッズ
LEDや省エネ家電などのエコグッズを取り入れることで、電気代を抑えながら環境負荷も軽減できます。
例えば、電球形LEDランプは一般電球より消費電力を約85%削減でき、寿命も約40倍!電球交換の手間が省けるのも嬉しいポイントですね。
最近では、声で操作ができるタッチレス機能や、センサーやタイマー機能付きの省エネ家電も登場し、便利さもアップしています。
③高効率の給湯器、節水できる機器を選ぶ
近年、導入している家庭が増えている高効率給湯器。ガスをエネルギー源とする「エコジョーズ」や「エネファーム」、電気をエネルギー源とする「エコキュート」などがあり、利用することで給湯の光熱費が約1/3になるというデータも。
また、節水シャワーヘッド・節水型トイレ・省エネ洗濯機などを使えば、水道・ガス代の節約にもつながります。
④太陽光発電など、再生可能エネルギーを取り入れる
太陽光発電パネルを搭載すると、電気代を大幅に削減できるだけでなく、余った電力を売電することも可能。
また、蓄電機能が備わっていれば、災害時等も電気を使うことができて安心です。
⑤ごみはできるだけ減らし、資源としてきちんと分別・再利用する
エコバッグやマイボトルを活用することで、容器ごみの削減や飲み物代の節約になります。
また、家庭でごみをしっかり分別することも大事な心がけ。スーパーなどにペットボトルを返却するとポイント還元を受けられることも。
買い物ついでにリサイクルができるので、手軽に取り組めますね。
⑥宅配便は一度で受け取る
いまや生活に欠かせない便利な宅配サービス。しかし、再配達によるCO₂排出量は年間で東京ドーム約170杯分に相当すると言われています。
ドライバーの負担はもちろんのこと、環境にも影響を及ぼしていることを忘れてはいけません。
再配達を減らすために、宅配ボックスや宅配ロッカーを活用するのも有効な方法です。不在時でも荷物を受け取れるため、受け取りの手間が減り、より便利に暮らせます。
デコ活を意識した暮らしや家づくりは、光熱費の削減だけでなく、快適性や住み心地の向上にもつながります。
未来のために、できることから少しずつ取り入れてみませんか?
快適さと省エネを両立!パパまるハウスの取り組みを紹介
前項では、デコ活と家づくりの関係について解説しました。
16県49拠点に支店・営業所を構え、年間1,500棟以上のお家を建てているパパまるハウスでは、どのようにデコ活を取り入れられるのでしょうか?
本項では、パパまるハウスの省エネ・環境配慮の取り組みについて詳しくご紹介します。
●高気密・高断熱
パパまるハウスでは全棟気密測定を標準化しているほど、すべての住宅で高い気密性が確保され、快適な住まいが保証されています。
また、標準装備の断熱材「アクアフォーム」は、現場で発泡させて吹き付けるウレタンの断熱材。すき間なく施工できるため、長期間にわたって優れた気密性・断熱性を維持することができます。
これにより、一年中快適な温度・湿度をキープしながら、冷暖房の効率も向上。デコ活の理念に沿った、省エネで快適な暮らしを実現します。
● 省エネ
2025年4月から、すべての新築住宅に「省エネ基準適合」が義務付けられます。
「省エネ基準適合義務化」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は光熱費の削減や快適な住環境の実現、環境保護への貢献など…メリットもたくさん。
パパまるハウスのお家は標準仕様のままで省エネ基準をクリアしているため、安心して住むことができます。
※一部地域では、省エネ基準に適合させるためにアップグレードが必要な場合があります。
●太陽光発電システム
パパまるハウスでは、どのプランでも太陽光発電システムが搭載可能です。
しかも、採用している太陽光パネルは安心の国内メーカー「京セラ」製。高品質な製品を、お手頃な価格で搭載できるのが大きな魅力です。
また、ソーラーパネルで発電した電力を最大限に活用できる、ヒノキヤグループのオリジナルパッケージ「エネレボZ」もご用意。
太陽光発電と組み合わせることで、よりスマートなエネルギー活用が可能になります。
※「エネレボZ」については、下記の記事もご参照ください。
ソーラーパネルを載せるならコレが最適?エネルギーの未来標準「エネレボZ」が新登場!メリットと仕組みを徹底解説!
環境にも配慮した家づくりなら、パパまるハウスをぜひご検討ください!
今回は、『デコ活』について紹介しました。
まだ広く知られている言葉ではありませんが、「SDGs」や「サステナブル」のように、今後は日常生活でも耳にする機会が増えていくかもしれません。
これから家づくりを考えている方にこそ、ぜひ知っておいてほしい取り組みです。
「環境にやさしいエコな暮らしをしたい」 「未来を見据えた家づくりがしたい」という方は、ぜひ一度、パパまるハウスにご相談ください。
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