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全館空調は本当に冬あたたかく夏すずしい?エアコンとの比較や違い、メリット・デメリットまで徹底検証!
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最近、「冬は寒いのに夏は暑い!」という気候が続いていますね。
外が暑かったり寒かったりするのは仕方ないですが、「せめてお家の中だけでも、温度差なく快適に過ごしたい!」と思う人が多いのではないでしょうか?
そう思っている人におススメの設備が全館空調!
全館空調はお家中の温度を一定に保って快適な空間にしてくれる設備なんです。
新築一戸建てを検討している人の中には、
「全館空調が気になる」
「本当に快適なのか知りたい」
なんて人もいるのではないでしょうか。
今回は全館空調についてご紹介します。
本当に冬あたたかくて夏すずしいのか、エアコンとの比較や違い、それぞれのメリット・デメリットまで徹底検証していきますね!
目次
|そもそも全館空調とは?どういう仕組みなの?
全館空調とは、お家全体をまるごと冷暖できるシステムのこと。
よく「冬、廊下に出ると寒い」「夏、暑くてエアコンのある部屋から出られない」という悩みを聞きますよね?
全館空調を設置すれば、リビングや寝室はもちろん廊下やトイレまで温度が一定になります。お家の温度差で悩まされることがなくなるんです!
全館空調はいろいろなメーカーのものがあり、種類も様々。
種類は下記の主に4つがあります。
・天井吹き出し型…空調した冷暖気を天井の吹き出し口から送るタイプ
・壁パネル輻射型…壁に冷暖できるパネルを設置して、お家を空調するタイプ
・床下冷暖房型…床下に冷暖できる機械を入れて空調するタイプ
・壁掛けエアコン型…壁にかけたエアコン1台でお家中をまるごと空調するタイプ
例えば、パパまるハウスで扱っている全館空調「Z空調」は天井吹き出し型。
各階の上部にエアコンを取り付け、エアコンからダクトを通してお家中に快適な温度の空気を循環させます。
各部屋の上部には吹き出し口(ルーバー)が取り付けられていて、ここからあたたかい空気やすずしい空気を送り出す仕組みです。
|比較するとこれだけある!全館空調とエアコンの違い
今、各部屋に取り付けられているエアコンで空調している人は、「全館空調とエアコン、どう違うの?」と思われる人もいるかと思います。
ここからは全館空調とエアコン(全館空調に対して「個別空調」という呼び方もします)がどう違うのか、表にして比較していきます。
こうやって比較してみると、かなりの違いがあります。
「お家中をまるごと空調」「各部屋ごとに空調」くらいの違いのようにも思えましたが…。全館空調はお家全体の湿度コントロールや換気もしてくれるようです。
|意外と電気代がかからない!全館空調のメリットとデメリット
「全館空調は快適そうだけど、電気代がかかりそう」というイメージをお持ちの人も多いと思います。
しかし、全館空調は意外と電気代がかからないかもしれません!それも含めて、全館空調のメリットとデメリットをご紹介します。
【全館空調のメリット】
・常時運転のため、大きな電力消費が少ない
意外ですが、全館空調は大きな電力の消費が少ないのも特徴です。
エアコンなどの温度調整をする設備は、スイッチを入れた時に1番電力を使います。また、設定温度と部屋の温度の差が激しいほど、たくさんの電力が必要です。
全館空調は基本24時間起動。常に温度が一定なので大きな電力の消費が少なく、電気代はエアコンとあまり変わらないと言われています。
実際にこちらのコラムを見てみると、「アパートの頃と電気代が変わらない」なんて声もありました。
・お家のどこにいても快適な温度
全館空調の1番のメリットはこれではないでしょうか。家中どこにいても快適な温度なので、廊下やトイレに行くたびに「寒い」「暑い」と思わなくてすみます。
・設置するのがルーバーのみ
エアコンは意外とインテリアの邪魔になってしまうもの。最近はデザイン性の高いエアコンも発売されていますが、それでもエアコンが部屋にあると目立ってしまいます。
その点、例えばパパまるハウスの「Z空調」なら、各部屋に取り付けるのはエアコンよりもずっと小さいルーバーのみ。インテリアの邪魔になりにくいです。
・お家の空気がキレイに保たれる
全館空調は空調するのと同時にお家の空気も換気してくれます。この時、外気フィルターを通してから空気を取り込むので、お部屋の空気はいつもキレイ。花粉やほこりも除去されるので、アレルギーを持っている人にも安心です。
【全館空調のデメリット】
・部屋ごとに温度設定ができない
全館空調は1台のエアコンで空調していることがほとんど。そのため「リビングは温度を高め」「寝室は温度を低め」という調整は難しいです。
全館空調の中には1階と2階とで別々のエアコンが起動するものもあります。それに関しては1階と2階で温度を調整することは可能です。
・エアコンが壊れると空調できなくなる
お家全体を1~2台のエアコンで空調している全館空調。エアコンが壊れると、残念ながらお家中の空調もできなくなってしまいます。
・初期費用がかかる
大型のエアコンを天井や床下に設置したり、ダクトをお家中に入れたりするので、全館空調は初期費用がかかります
・メンテナンスが必要
全館空調は「つけてしまえば、何もしなくてもずっと快適」というわけではありません。メンテナンスが必須になります。例えば、エアコンのように定期的なフィルターの掃除をしなくてはいけません。
・お家自体の性能に左右される
お家中を快適な温度に保ってくれる全館空調。便利ですが、お家自体が高気密・高断熱などの空調した空気を閉じ込める性能がないと、せっかくの空気も外に漏れてしまいます。
|部屋の数だけ台数が必要!エアコンのメリットとデメリット
全館空調にはたくさんのメリットがありました。
もちろん、エアコンにもよい部分はあります。ここからはエアコンのメリットとデメリットをご紹介していきます。
【エアコンのメリット】
・部屋ごとに温度設定が可能
例えば、「リビングの温度は高め、寝室は低め」と部屋ごとに温度設定が細かくできるのがエアコンのメリットです。
・設置が比較的容易
壊れたとしても、電気屋さんでエアコンを買って取り付けてもらえば、すぐに使えるようになります。
もし真冬にリビングのエアコンが壊れてしまったとしても、他のエアコンがあるお部屋へ移動すれば暖を取ることができます。
【エアコンのデメリット】
・エアコンがある部屋しか空調できない
エアコンは基本、1部屋に1台。空調したい部屋の数だけ台数が必要になります。寒いからと言って廊下やトイレに個別にエアコンを設置する人はあまりいないので、必然的にお家の場所によって快適さに差が出てしまいます。
・エアコン本体や室外機などを置くスペースが必要
エアコンはお部屋にエアコン本体を取り付けるだけでなく、室外機を置く場所も必要になります。そのため、お部屋の中と外にスペースが必要!「室外機を置く場所がない!」という声もよく聞きます。
|全館空調は本当に冬あたたかくて夏すずしかった
今回は全館空調とエアコンの比較やメリットデメリットをご紹介しました!
全館空調にもデメリットがありましたが、お家全体が冬あたたかくて夏すずしいのは確か。
初期費用がかかるものの、導入すれば快適な生活が待っているようでした。
最近、いろいろなメーカーから出ている全館空調。パパまるハウスのお家では、全館空調「Z空調」を搭載することができます。
パパまるハウスのお家は元々お家自体の気密性や断熱性が高く、全館空調をとりつけるには最適。
Z空調を取り付けても、電気代をそれほど消費せずに稼働させることができます。
そして、全館空調の中でもZ空調だけのメリットもあります!
Z空調は各階ごとにエアコンを設置しているので、1階と2階の温度設定を変えることができるのも特徴。これはうれしいですよね。
パパまるハウスのお家はすべてのプランにZ空調を搭載可能です。
ぜひ一度、パパまるハウスにお気軽にご相談ください。