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新築一戸建てに和室は必要か?和室のメリットやデメリットを徹底検証!
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新築一戸建てを購入する時、お家のデザインや間取りは重要なポイント。
「2階建てにしようか、平屋にしようか」「お部屋や収納はどれくらい必要か」と考え始めると、なかなか決まらないものですよね。
日本のお家には和室があるものが多いですが、最近は「お家に和室はいらない」という人も増えています。
新築一戸建てを検討している人も、「お家に和室は必要なのか?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回はお家の和室について検証します。和室は本当に必要なのか、和室のメリットやデメリットをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
若い人は意外と和室の部屋に住みたい!?最近の和室離れの傾向
「最近はお家に和室はいらないという人も増えている」と書きましたが、本当にそうなのでしょうか。
下記の「あなたは現在、畳のある家に住んでいますか」というデータを見てみましょう。
70代以上の人は男女合わせて80%以上の人が畳のある家に住んでいます。反対に20代の男女では、合わせて半数以上の人が畳のない家に住んでいるという結果が出ています。
若者を中心に「和室離れ」が進んでいるのは確かなようです。
(引用:和室・畳のある家に住んでいる人は70.8% 畳が好きな理由は?)
しかし、もう一つの「和室・畳のある部屋がほしいですか」という問いのデータを見てみましょう。
「和室がほしい」と思っている20代や30代が意外と多くいることがわかります。
20代では男女合わせて60%以上の人が「和室・畳のある部屋がほしい」と考えているようです。
女性の20代で限定すれば、64%以上の人が「和室・畳のある部屋がほしい」と考えているという結果が。
(引用:和室・畳のある家に住んでいる人は70.8% 畳が好きな理由は?)
「和室離れ」が進んでいる一方、お家に和室があるといい、と思っている人は意外と多くいることがわかります。
若い人でも、意外と和室を好む人は多いようです。
「和室離れ」とは言いますが、マンションに元々和室がない、建てたお家の予算に合わせて和室を作らなかった、という理由もあるのかもしれません。
日本のお家が和室なのには理由があった!和室のメリット
和室離れが進む一方で、「住みたい」と思っている人もいる和室。
「和室に住みたい」人がいるということは、和室にはよいところがあるのではないでしょうか。
ここからは和室のメリットをご紹介していきます!
・リラックスできる
新築のお家を訪れた時、和室の畳の香りをかいで深呼吸したくなるような心地良さを感じたことはないでしょうか。
実は和室の畳に使われる「イグサ」の香りには、リラックス効果があると言われています。
実際に畳には「フィトンチッド」や「ジヒドロアクチニジオリド」などリラックス効果がある芳香成分が含まれているんです。
また、畳の敷かれている和室は、そのまま横になっても身体が痛くなりにくいのもメリット。畳は固くなく程よい弾力性があるので、そこもリラックスできるポイントです。
・子どもの遊び場として安心
洋室によくあるフローリングは固く、子どもが転んだ時に危ない場合も。また、靴下を履いたまま歩くと、滑りやすいのも気になりますよね!
和室なら下が畳なので、転んでもケガの心配があまりありません。特に歩き始めたばかりの赤ちゃんをあやすなら、和室の方が安心なのではないでしょうか。
・温度調整をしてくれる
イグサには吸湿性があります。適度にお部屋の水分を吸収してくれる効果が。
日本で和室が普及しているのはこの吸湿性のおかげかもしれません。日本のような高温多湿な場所に和室は適していると言えます。
また、吸湿性だけでなく、お部屋の湿度が低い時には湿気を放出する効果も。
・足音が響かない
小さいお子さんがいるご家庭は、ご近所への騒音が気になるところ。和室の畳には吸音性があり、音が響きにくいという特徴があります。
転んでも弾力性があって痛くなりにくいですし、お子さんを遊ばせるにはぴったりなお部屋です。
・足元が冷えにくい
床暖房が入っているならともかく、フローリングは冬場などはひんやりして、冷え性の人にとってはつらいのではないでしょうか。
和室の畳は熱が伝わりにくく、足元が冷えにくいのもメリットです。
掃除やお手入れが大変?和室のデメリット
和室にはたくさんのメリットがありましたね!しかし、和室にはメリットばかりではありません。和室にもデメリットがありますのでご紹介します。
・畳の張替えなどのメンテナンスが必要
畳は自然素材を使っているため、洋室のフローリングに比べると傷みやすいというデメリットが。
和室だと、窓には障子がはまっていることが多いですよね。障子は洋室にかかっているカーテンのように洗って再利用ができません。
畳の張替えだけでなく障子の張替えなど、定期的なメンテナンスが必要です。
・家具の跡が付きやすい
畳は弾力性がありますが、その分、家具の跡が付きやすいのが難点。ベッドやタンスを置くと、その場所がへこんでしまうことも。
また、畳は柔らかいので家具を移動した時に傷つけてしまう可能性もあります。
・掃除がしにくい
畳にはスキマが多く、縁などの凸凹もたくさんあります。洋室のフローリングのようにサッと拭いてほこりをとる、というわけにはいかないところもデメリットです。
特にハウスダストやダニのアレルギーのある人は、気を付けた方がいいかもしれません。
お子さまのいるお家だと、食べ物や飲み物をこぼすことが多いと思います。フローリングであれば比較的掃除が簡単ですが、畳だと最悪貼り替えなくてはいけない事態になる可能性も。
・インテリアのバリエーションが狭い
洋室のお部屋は洋風にも和風にも、どんなインテリアのお部屋にもアレンジしやすいですが、和室は和風テイスト以外のインテリアは難しくなります。
洋風にするには畳の上にラグを敷いたり、障子を外したりするなどの大がかりな模様替えが必要な場合も。
いろいろなインテリアを楽しみたい人には、和室の部屋は向かないかもしれません。
結局、新築一戸建てに和室は必要なの?
和室のメリットとデメリットをご紹介しました!
「和室があった方がいいのかどうか」ですが、結局はそのお家を建てる人の好みによると思います。
ここで挙げたメリットやデメリットを考慮して、自分らしいお家を選んでみてはいかがでしょうか。
パパまるハウスでは、さまざまなお家のプランをご紹介していますが、ほぼすべてのお家のプランに和室をご用意しています。
例えば、太陽光発電システムと全館空調「Z空調」と収納力を兼ね揃えた「スマイルプラン」の間取りにも「畳が丘」という和室が。
和室はリビングの横にある間取りがほとんど。お子さまをリビング横の和室で遊ばせながら、お料理を作る、なんてこともやりやすい間取りです。
パパまるハウスのお家は企画提案型住宅。お家の間取りはほぼ決まっているものの、「和室の扉をなくしたい」「和室を洋室にしたい」という希望もOK。
実際にリビング横の和室の扉をなくした、という建築事例も。
※新潟市西区・K様邸の建築事例はコチラ!
全室洋室にしたいという希望もご相談ください!
パパまるハウスのお家は「アクアフォーム断熱」や「高性能樹脂窓」など、標準装備も充実。
和室あり・なしに関わらず、快適なお家に住むことができます。
ぜひ一度、パパまるハウスのお家をご覧ください。
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